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TAKUMINOホールディングスが有限会社ゼット企画設計と資本提携

 TAKUMINOホールディングス株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 グループCEO小野晃良、以下「TAKUMINOホールディングス」)は以下のとおり、有限会社ゼット企画設計(山梨県甲府市、取締役社長 横田誠喜、以下「ゼット企画設計」)と2023年1月5日に資本提携いたしましたのでお知らせいたします。
(資本提携同日に「有限会社ゼット企画設計」は「株式会社ZET企画設計」と商号変更いたしました。)

     

1.資本提携の理由

 TAKUMINOホールディングスは、社会資本の整備、維持、修繕を通して地域発展の土台を支え続ける創業133年の株式会社小野工業所をはじめとするグループ会社の持株会社として2019年2月に設立いたしました。

 TAKUMINOグループは2015年からの7年間において、建設業を取り巻く構造的な環境変化に際し、長い歴史に裏付けられた技術やノウハウなどを持ちながらも、後継者難、採用難などの経営課題に直面した企業との10件の資本提携を実行し、経営基盤の強化、労働条件の向上を含む人材採用の強化などを通じて、グループ各社の収益性、持続性の改善を実現してまいりました。

 また福島が中心であった事業拠点を札幌、宮城、茨城、東京、千葉、福岡、大分、熊本へ拡大し、事業領域の拡充を背景としたグループ会社間での相乗効果の発揮により、グループ企業価値の向上に努めてまいりました。

 一方、ゼット企画設計は、大手総合設計事務所や大手建設会社との直接取引による豊富な経験を活かしてオフィスビル・公共施設など数々の大型建築物の設計実績を積み重ねてきております。また、働き方改革にいち早く取り組み実践されてきた企業です。

今般の資本提携により、従前の事業内容は変わることなく、TAKUMINOグループのHグレード認定ファブリケーターである博陽工業・大牟田鉄骨などが行う鉄骨製作の設計部門を大幅に強化し、グループ内製化による利益確保を実現するなどの相乗効果が見込まれますと共に今までお取り引きいただいておりますお客様には今まで以上の業務サービスのご提供が可能になります。

 また、当社グループが取り組んできた人材の採用強化、従業員の安定雇用・待遇改善、人材確保・人材育成に関する取り組みやTAKUMINOアカデミー、TAKUMINOプラットフォームの活用、当社グループが持つ顧客網へのクロスセリングなどを相互に活用することによりゼット企画設計の課題を解決し、ともに成長していくことができるものと考えております。

2.資本提携の内容

 TAKUMINOホールディングスは2023年1月5日に、ゼット企画設計の株式を保有する創業家から同社の発行済株式の全株式を取得し、同社をTAKUMINOホールディングスの子会社といたしました。

3. 資本提携の相手先の概要

4.ゼット企画設計の役員構成

ゼット企画設計につきましては今後のガバナンス体制強化を図るため、資本提携同日に「株式会社ZET企画設計」と商号変更し、組織体制を整備いたしました。新体制は以下の通りです。

5.今後の見通し

 本資本提携により、2023年1月5日にゼット企画設計はTAKUMINOホールディングスの連結子会社となりました。 本資本提携による連結会計年度(2023年6月期)の連結業績に及ぼす具体的な影響は軽微ですが、長期的には業績向上に寄与するものと考えております。